今月のOBSコラム

今月のOBSコラム


「依存すること」皆さんは、どのように考えますか?

「依存すること」とは、ある人や物、状況に対して自分の行動や感情、生活の一部を委ねてしまう状態を指します。(Copilotより)
どちらかというとマイナスイメージでしょうか?
しかし、たくさんの依存先(いろいろな専門家)とつながっていると、自分自身が困ったときに助けてもらうことができます。これは学生であっても、社会人でもしかりです。

たとえば、本校では今月11月8日(土)に第1回目の学園祭を開催しますが教職員だけでの困難なため、実施にあたりたくさんの専門家の協力をいただくこと(委ねさせていただくこと)となりました。

♡感謝の気持ちをこめて、
那覇市若狭公民館 様、浦添市経塚自治会長 様、SAPジャパン株式会社 様、JSUGメンバーの皆さま
いーどぅし 様、浦添市消防局 様、株式会社OBS 様
他多数の皆さま。

このように依存させていただく(協力依頼させていただく、専門家の皆さまに委ねさせていただく)皆さまに助けていただくことで、逆に1人に係る依存度は縮小され、それぞれの負担は軽減されるのです。
今回の学園祭の企画、準備、実施に向けて取り組む中で、改めてそのように感じさせていただきました。

もちろん、依存だけ(甘えっぱなし)でいることを肯定しているわけではありません。
自分でできることは行い、様々な知識、経験を通して成長し続ける。そして何か困ったときにたくさん依存先から時には助けてもらい、逆に誰かを支援する。
そんな持ちつ持たれつの関係を構築し、感謝の気持ちを忘れずに生きていく。豊かに生きていく方法の1つなのかもしれませんね。

皆さんは、どのように考えますか?


参考文献:精神科医の和田秀樹氏が著書『孤独と上手につきあう9つの習慣』(大和書房)

この依存先がたくさんあって、ひとつひとつへの依存度が浅い人ほど、「自立」できている人であり、孤独をうまくコントロールできる人なのです。さまざまな選択肢がとれればとれるほど、心は安定し、孤独に対しても強くなります。



副校長/松前英行
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